Atg8系:ユビキチン様タンパク質Atg8はC末のアルギニン残基をシステインプロテアーゼのAtg4によって分解された後、E1(Atg7)とE2(Atg3)に渡され、基質であるリン脂質(ホスファチジルエタノールアミン:PE)の頭部に転移されます。このAtg8-PE結合体はオートファゴソームの膜成分の一部として機能しています。またAtg8-PEはAtg4によって脱PE化されることで、Atg8がリサイクルされます。なお、オートファジーにおけるE3様酵素については、酵母においてAtg12-Atg5結合体が担っています。Atg12-Atg5複合体はE2酵素のAtg3に直接作用し,Atg8のAtg3からPEへの転移を促進しています。
■ Western blotting
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