ヒト腸オルガノイド培養方法
- ヒト腸オルガノイドの樹立
- ヒト腸オルガノイドの継代(酵素分散法)
- ヒト腸オルガノイドの凍結ストック作製
- ヒト腸オルガノイドの凍結ストックの起眠
4. ヒト腸オルガノイドの凍結ストックの起眠
手順 | |
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①細胞ストックを37°C湯浴で融解する。 | |
②15 mLチューブにBasal mediumを10 mL入れて、①を添加する(吸着しやすいため低吸着チップ及び低吸着チューブを使用する)。 | |
③遠心(400 g × 3分、室温)する。 | |
④上清を除く(細胞がペレットとなっていることを確認してから行う)。 | |
⑤遠心(400 g × 3分、室温)する。 | |
⑥残った培地をピペットマンで除去する(細胞を吸ってないことを確認する)。 | |
⑦30-50 µLのBasal mediumを加えて懸濁する。 | |
⑧一部を採取し、同量のTrypan Blue Solutionと混和して細胞を染色し、生細胞数をカウントする。 | |
⑨48-well plateの1ウェルに1,000 cells播種するため、播種するウェル分の細胞量を⑦から1.5 mLチューブに採取し、氷上におく。 | |
⑩⑨の細胞懸濁液にMatrigel®を加えて細胞密度を50,000 cells/mL(1,000 cells/20 µL)に調製する。 ※Matrigel®はCORNING Incorporatedの登録商標です。 |
<方法 1. ヒト腸オルガノイドの樹立>の手順⑩の動画をご覧ください。 |
⑪48-well plateに20 µLずつ播種してドームをつくる。 | <方法 1. ヒト腸オルガノイドの樹立>の手順⑪の動画をご覧ください。 |
⑫37°Cインキュベーターで10~15分ほど加温してゲル化させる。 | |
⑬250 µL/ウェルのOrganoid Growth Mediumを添加してインキュベーターで培養する(Matrigel®が崩れないように壁を伝わせるようにゆっくり添加する)。 | <方法 1. ヒト腸オルガノイドの樹立>の手順⑬の動画をご覧ください。 |
⑭2-3日毎にOrganoid Growth Mediumにて培地交換を行う。 | <方法 1. ヒト腸オルガノイドの樹立>の手順⑭の動画をご覧ください。 |
その他の培養工程
- ヒト腸オルガノイドの樹立
- ヒト腸オルガノイドの継代(酵素分散法)
- ヒト腸オルガノイドの凍結ストック作製
- ヒト腸オルガノイドの凍結ストックの起眠