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Dronpa-Green


  • キッカサンゴ (Echinophyllia sp.) よりクローニングされた蛍光タンパク質です。
  • グリーン色の蛍光を発し、503nm付近の強い光をあてると蛍光が消え、390nm付近の光をあてると蛍光が回復するフォトクロミズム現象を示します。
  • PA (Photoactivation) によって、ラベルした細胞や分子の動態観察をすることができます。蛍光のON/OFFにより繰り返してFRAP (Fluorescence Recovery after Photobleaching) やFLIP (Fluorescence Loss during Photobleaching) を行うことができます。
  • コドンをヒト化したべクターも揃えています。

Dronpa-Green1を発現させたHeLa細胞




Dronpa-Greenスペクトルデータファイル(テキスト形式)

  励起 蛍光
Dronpa-Green Dronpa-Green励起(8K) Dronpa-Green蛍光(4K)
Dronpa-Green3 Dronpa-Green3励起(4K) Dronpa-Green3蛍光(4K)

注:ファイルはテキスト形式のタブ区切り。波長(0.5 nm間隔)と明るさ(Fluo.Int. ピーク値を1にノーマライズ)の数値が入っています。表計算ソフトにてスペクトルを作成し、励起フィルター、蛍光フィルターおよびダイクロイックミラー選択の際にお役立てください。

Dronpa-Green関連製品一覧
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参考文献

  • Ando R, Mizuno H, and Miyawaki A. Regulated fast nucleocytoplasmic shuttling observed by reversible protein highlighting. Science 306, 1370-1373 (2004) [PMID: 15550670]

※本製品は、独立行政法人理化学研究所の発明(特願2006-513770号並びにこれに対応する外国特許)の実施許諾を受けています。