組み換えタンパク質生産受託サービス
Global Leaders in Mammalian Cell Line Development
JSRライフサイエンスグループのSelexis社は、バイオ医薬品製造用の細胞株開発のグローバルリーダーです。当社の業界最高のモジュール技術と高度に専門化されたソリューションにより、迅速で革新的な医薬品やワクチンの探索、開発、そして商業化が可能となります。当社の技術を利用するグローバルパートナーは、145以上の医薬品候補を臨床開発に進め、8つの製品を製造しています。医薬品開発では包括的なプロセス管理が必要とされます。当社の技術力によって開発タイムラインが短縮され、製造リスクが低減化されます。
過去30年におけるバイオテクノロジーの進歩によって現代近代の医療は大きく進歩しました。特にリコンビナントタンパク質の技術は、がんから自己免疫疾患まで様々な疾患の治療、病態管理、予防に貢献しています。上市されているリコンビナントタンパク質を原料とした治療薬の実に70%がCHO細胞で作られています。さらに現在では、複雑かつ難治性の高い疾患に対する新たなアプローチとして、二重／三重特異性タンパク質、DARPins、三重特異性抗体、またペプチド、酵素、成長因子を結合させた新しいスキャフォールド技術など、より高度なタンパク質治療薬の開発が進んでいます。このことは患者さんにとって大きなニュースですが、一方でこれら非天然型のスキャフォールドタンパク質は商業ベースでCHO細胞に生産させる際、しばしば困難を伴います。
Selexis社はこの課題への取り込みとして、転写、翻訳、グリコシル化、フォールディング、分泌過程におけるボトルネックを解決するためのモジュールを組み合わせた新しい技術プラットフォームを開発しました。この技術によりバイオ医薬品のリード候補の特定工程が加速されます。またバイオ医薬品製造に付随するリスクを軽減するため、次世代シーケンサーを用いた網羅的遺伝子解析、クローナリティ分析、また製造用セルラインの認証のためのモジュールも開発しています。
