タンパク質は様々な機能を持つ別のタンパク質と相互作用することで働いています。 相互作用するタンパク質の同定は機能を知る上で重要です。
p62/SQSTM1はオートファゴソームマーカーであるLC3に直接結合し、オートファジーにより選択的に分解される事がわかっています。HA-LC3トランスフェクタントを用いて、LC3と内在性p62/SQSTM1とのプルダウンアッセイを行いました。
オートファジーに必須なBeclin1タンパクはUVRAGや、Vps34など多数のタンパクと相互作用し、オートファジーの調節ポイントとなっていることが示唆されています。本検討ではBeclin1とUVRAGとのプルダウンアッセイをMBL精製キット (HA, c-Myc, His) を使用して行いました。(サンプルにはHA tagged Beclin1/Myc-His tagged UVRAG トランスフェクタントを用いました。)