ビオチン標識抗体
- CD9、CD63、CD81に対する抗体のビオチン標識製品です。
- ストレプトアビジンと組み合わせてエクソソーム単離試薬として
ご利用いただけます。 - また、サンドイッチELISA、CLEIAにもご利用いただけます。
使用例
HT29細胞培養上清、健常者血清、血漿からのエクソソーム回収、Western Blottingによる評価
Exocap Streptavidin Kit（販売終了）と、ビオチン標識（抗CD9抗体（Code No. MEX001-6）、抗CD63抗体（Code No. MEX002-6））
抗体でエクソソームを回収。
超遠心法と、競合他社品と比較した。
それぞれのサンプルにおいて、Exocap は超遠心法や競合品Aより強いシグナルが得られた。
1. Input
2. 超遠心
3. 競合品A + Anti-CD9 mAb biotin (Code No. MEX001-6)
4. Exocap + Anti-CD9 mAb biotin (Code No. MEX001-6)
5. 競合品A + Anti-CD63 mAb biotin (Code No. MEX002-6)
6. Exocap + Anti-CD63 mAb biotin (Code No. MEX002-6)
【夾雑物の確認】 上記のサンプルの夾雑物の有無を、SDS-PAGE、CBB染色にて確認した
Exocap Streptavidin Kit（販売終了）は競合他社製品と比較し、タンパク質の非特異的結合を低減している。
1. 超遠心
2. 競合品A + Anti-CD9 mAb biotin
3. Exocap + Anti-CD9 mAb biotin
4. 競合品A + Anti-EpCAM mAb biotin
5. Exocap + Anti-EpCAM mAb biotin
健常者血清からエクソソームを回収、Western Blottingによる評価
健常者血清からエクソソームを回収、フローサイトメトリーによる解析
※競合品Aの磁性粒子は自家蛍光を発しているが、Exocapの磁性粒子は自家蛍光が弱い
HT29細胞培養上清からエクソソームを回収、フローサイトメトリーによる解析
ビオチン標識CD9抗体を結合したExocap Streptavidin Kit（販売終了）および他社Streptavidin ビーズを使用してHT29細胞培養上清からエクソソームを回収し、FCMを実施した。
Exocap Streptavidin Kit の方が、他社ビースと比較し、より良いS/N比を示した。
HT29細胞培養上清からエクソソームを回収、CLEIA法による解析
ヒト血清由来のエクソソームからmiRNAを回収
Exocap Streptavidin Kit （販売終了）と、ビオチン標識抗CD9抗体 （Code No. MEX001-6）でエクソソームを
回収。
Exocap Nucleic Acid Elution Buffer （販売終了）で核酸を精製した後にqRT-PCRを行い、
miR-21 を検出した。