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輸送


Code No. 製品名 クローン アイソタイプ 機能・局在

別名 使用法 交差反応性
RIP-Certified Antibody
RN006M Anti-EIF4E mAb C107-3-5 Mouse IgG2aκ 翻訳開始因子の一つでm7Gキャップ構造に結合する。Cyclin D1やc-mycなど3'-UTRにEIF4E感受性エレメントを有するmRNAの輸送への関与が報告されている。


WB, IP, RIP Hu, Mo, Rat, Ham
RN001P Anti-EIF4E pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) 翻訳開始因子の一つでm7Gキャップ構造に結合する。Cyclin D1やc-mycなど3'-UTRにEIF4E感受性エレメントを有するmRNAの輸送への関与が報告されている。


WB, IP, RIP, IC, IF Hu, Mo, Rat, Ham
RN007M Anti-ELAVL1(HuR)mAb C67-1 Mouse IgG2aκ 幅広い組織に存在し、poly(A)とAU-rich element(ARE: mRNAの不安定化配列)の両方に結合する。核と細胞質の間をシャトルし、mRNAの輸送に関与すると考えられている。


WB, IP, RIP Hu, Mo, Rat, Ham
RN004P Anti-ELAVL1(HuR)pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) 幅広い組織に存在し、poly(A)とAU-rich element(ARE: mRNAの不安定化配列)の両方に結合する。核と細胞質の間をシャトルし、mRNAの輸送に関与すると考えられている。


WB, IP, RIP, IC, IF Hu, Mo, Rat, Ham
RN016P Anti-FMR1 pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) 神経の形態形成に必須であり、poly(G)配列に強く結合する。Fragile X症候群(精神発達障害)の患者にはFMRの遺伝子の中にCGGリピートの伸張が認められている。

FMRP WB, IP, RIP, CLIP* Hu, Mo, Rat
RN019P Anti-HNRNPK pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) hnRNP複合体の構成因子の一つで、核と細胞質をシャトルする。mRNAのスプライシングや輸送、翻訳制御に関与する。リン酸化による細胞質への集積が細胞の移動度や転移能に大きく寄与する。

HNRPK WB, IP, RIP, IC*, CLIP* Hu, Mo, Rat
RN001M Anti-IGF2BP1(IMP1)mAb 6H6 Mouse IgG2aκ FMRPとともにβ-アクチンのmRNAに結合して、核から細胞質への輸送を行う。

ZBP1 WB, IP, RIP Hu, Mo
Code No. 製品名 クローン アイソタイプ 機能・局在

別名 使用法 交差反応性
RN007P Anti-IGF2BP1(IMP1)pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) FMRPとともにβ-アクチンのmRNAに結合して、核から細胞質への輸送を行う。

ZBP1 WB, IP, RIP, IC, IF, CLIP* Hu, Mo
RN008P Anti-IGF2BP2(IMP2)pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) 発生や増殖に関与する因子であるIGF2 leader 3 mRNAのUTRに結合し、翻訳を制御する。


WB, IP, RIP, IC, IF, CLIP* Hu, Mo, Rat
RN009P Anti-IGF2BP3(IMP3)pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) 発生や増殖に関与する因子であるIGF2 leader 3 mRNAの5'-UTRに結合し、翻訳を制御する。


WB, IP, RIP, IC*, IF*, CLIP* Hu, Mo
RN009M Anti-PABPC1 mAb 10E10 Mouse IgGκ 細胞質と核をシャトルする。ウィルス感染時に核に移動し、ウィルスRNAまたは宿主mRNAのプロセシングや輸送に関わることが示唆されている。

PABP1 WB, IP, RIP, IC Hu, Ham
RN012P Anti-STAU1(Human)pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) 神経細胞においてRNA granuleを構成する。dsRNA及び微小管に結合し、mRNAの輸送や局在化に関与する。


WB, IP, RIP Hu
RN013P Anti-STAU2(Human)pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) 核と細胞質の間をシャトルし、STAU1と相同性の高い分子。神経細胞において、STAU1と共局在しないことから異なるRNA granuleの構成に関与していると考えられている。


WB, IP, RIP Hu
Code No. 製品名 クローン アイソタイプ 機能・局在

別名 使用法 交差反応性
RBP Antibody
RN122PW Anti-ALKBH5 pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) m6Aの脱メチル化酵素でFTOと同様に核スペックルに局在するが、m6Aから直接Aに変換する。ALKBH5による脱メチル化がmRNAのプロセシングや輸送に影響を及ぼすことが示唆されている。


WB, IP Hu, Mo
RN048PW Anti-G3BP1 pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) DNA/RNAヘリカーゼでstress granule形成に関与する。核膜孔タンパク質と相互作用してmRNAの輸送に関与する。

G3BP WB, IP, IC** Hu
RN114PW Anti-HNRNPA1 pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) DNA/RNA結合タンパク質で核−細胞質間をシャトルして、転写、スプライシング、輸送、安定化、翻訳、miRNA生合成と幅広く関与する。


WB, IP, IC** Hu, Mo, Rat,Ham(w)
RN052PW Anti-HNRNPC pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) 200-300 nt以上の長さのmRNAのキャップ近傍およびキャップ結合複合体に結合してmRNAの輸送に関与する。


WB, IP, IC**, CLIP* Hu, Mo
RN023PW Anti-PABPN1 pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) 核に局在してpre-mRNAのプロセシングや成熟mRNAの輸送に関与する。

PABP2 WB, IP, IC** Hu, Mo
RN080PW Anti-SRSF3(SRp20)pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) 核と細胞質の間をシャトルする。SRSF7と共にTAPと相互作用してヒストンRNAやmRNAの輸送に関与する。


WB, IP, IC, IF, IH* Hu, Mo, Rat, Ham
RN082PW Anti-SRSF5(SRP40)pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) HIV-1のスプライシングされていないgag/pol mRNAや部分的にスプライシングされたenv mRNAの輸送に関わる。


WB, IP, IC** Hu, Mo, Rat, Ham
Code No. 製品名 クローン アイソタイプ 機能・局在

別名 使用法 交差反応性
RN079PW Anti-SRSF7(9G8)pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) 核と細胞質の間をシャトルする。TAPと相互作用し、mRNAやヒストンRNAの輸送に関与する。


WB, IP, IC**, CLIP* Hu, Mo, Ham
RN107PW Anti-TARDBP(TDP-43)pAb Polyclonal Rabbit Ig(aff.) DNA/RNA結合タンパク質で転写、スプライシング、輸送、安定化、miRNA生合成と幅広く関与する。主に核に局在が認められるが、核−細胞質間をシャトルすることが報告されている。


WB, IP Hu, Mo, Ham

使用方法について: * : 論文で報告されております(MBLでは未確認)。
         **: 導入元からの情報(MBLでは評価中もしくは未確認)。