NanoCulture Plate (NCP) およびDish (NCD)は簡便な操作で、in vivoにおける細胞の性質を反映したスフェロイドを得ることができる三次元培養用のカルチャーウェアです。
NCP / NCDはあなたの研究を新たな次元にシフトさせます。
NanoCulture Plate / Dish (NCP /NCD) のボトムには、微細な構造を均一にパターニングした特別な樹脂フィルムを採用しています。このパターンは細胞外マトリックスを模倣したもので、細胞よりも小さな構造単位を有します。
この微細構造は細胞の基盤への接着を制限するとともに、細胞にとっての足場として機能します。
通常の単層培養の操作と同じ。袋から取り出して細胞懸濁液をウェルに添加するだけ。
視野内すべてのスフェロイドに対して同一焦点での観察が可能。
そのまま蛍光/発光プレートリーダーで測定可能。
コート剤処理なし。生物由来成分を含まない。
化成品のためロット間差はほとんどない。
遊走しながらスフェロイド形成をするため、プレートに接着する生きた細胞のみがスフェロイド形成に関与する。
播種3日目には顕微鏡観察にてスフェロイドが確認できる。
同じシステムの35mm dishを用意。培養面積を増やすことにより、大量のスフェロイドを調製することが可能。
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NanoCulture®
Plate / Dish |
他の3次元培養技術
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ECM包埋
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ハンギング
ドロップ |
U底プレート
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低接着
プレート |
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操作性 | ○
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×
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○
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観察性 | ○
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×
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△
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△
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×
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ロット間均一性 | ○
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×
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○
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○
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○
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細胞生存率 | ○
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○
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△
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△
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×
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スフェロイド形成の早さ | ○
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×
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○
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○
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○
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スフェロイド大量調整からの多検体処理 | ○
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○
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×
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×
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△
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○ 癌研究 ○ 薬剤スクリーニング ○ 肝毒性モデル ○ 幹細胞の分化誘導