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QuickSwitch カスタム テトラマーキット


QuickSwitchスターターガイド

QuickSwitchカスタム テトラマーキットは、独自のペプチド交換反応技術を使い、研究室内で簡単にテトラマー試薬が作れるキットです。

おすすめポイント

  • 4時間でテトラマー試薬を調製できます*。(*製品により反応時間が異なります。)
  • UVランプなど、特殊な装置を必要としません。
  • ペプチド交換効率を測定する試薬がキットに含まれます(Quant Tetramer Kit)。
  • 蛍光標識は、PE、APC、BV421から選択できます。

ペプチド交換反応の原理

ペプチド交換反応の原理
キットに含まれるテトラマー分子には構造を維持するためにExiting peptideが結合しています(図中青色)。目的のペプチド(Experimental peptide:図中赤色)を加え、Peptide Exchange Factorを添加すると、Exiting peptideとの交換反応が始まります(反応時間は約4時間~*)。ペプチドが交換される比率については Experimental peptideの配列に依存し、Quant tetramer Kitにはペプチド交換効率を調べる試薬が入っています。
*製品により反応時間が異なります。

細胞測定までのワークフロー

ぺプチド交換反応から約8時間でフローサイトメトリーによるT細胞の解析が可能です。

細胞測定までのワークフロー
*製品により反応時間が異なります。

ペプチド交換比率の測定

QuickSwitch™ Quant Tetramer Kitには、MHC上に結合しているExiting Peptideを検出する抗体(FITC標識)が含まれています。ペプチド交換反応終了後、テトラマー分子を専用粒子に吸着させ、さらに抗体を反応させることにより、フローサイトメトリーによるペプチド交換効率の測定が可能です。

ペプチド交換比率の測定