QuickSwitch™カスタム テトラマーキットは、独自のペプチド交換反応技術を使い、研究室内で簡単にテトラマー試薬が作れるキットです。
キットに含まれるテトラマー分子には構造を維持するためにExiting peptideが結合しています(図中青色)。目的のペプチド(Experimental peptide:図中赤色)を加え、Peptide Exchange Factorを添加すると、Exiting peptideとの交換反応が始まります(反応時間は約4時間~*)。ペプチドが交換される比率については Experimental peptideの配列に依存し、Quant tetramer Kitにはペプチド交換効率を調べる試薬が入っています。
*製品により反応時間が異なります。
ぺプチド交換反応から約8時間でフローサイトメトリーによるT細胞の解析が可能です。
*製品により反応時間が異なります。
QuickSwitch™ Quant Tetramer Kitには、MHC上に結合しているExiting Peptideを検出する抗体(FITC標識)が含まれています。ペプチド交換反応終了後、テトラマー分子を専用粒子に吸着させ、さらに抗体を反応させることにより、フローサイトメトリーによるペプチド交換効率の測定が可能です。