MaxBlot 関連
- MaxBlotはどのような試薬ですか?
- 使用方法はどのようですか?
- MaxBlotによるシグナル増強の原理はどのようですか?
- MaxBlotの成分はどのようですか?
- Solution1とSolution2の使い分けについて、情報はありますか?
- 1次抗体が酵素標識されている場合は、どちらのSolutionで希釈するのが良いですか?
- MaxBlotをブロッキング剤として使用できますか?
- データシートのデータでは、ブロッキング剤に何を使用していますか?
- 使用できる標識酵素について、情報はありますか?
- 希釈した抗体の保存について、情報はありますか?
- 希釈した抗体の再利用について、情報はありますか?
- 適した検出法について、情報はありますか?
- さらに増感するには、どのようにすれば良いですか?
- MaxBlotはどのような試薬ですか?
WBやELISAにおけるシグナルを増強する試薬です。 - 使用方法はどのようですか?
抗体希釈液として使用します。抗体をMaxBlotの原液で希釈して下さい。 - MaxBlotによるシグナル増強の原理はどのようですか?
S/N比を高めるように、バッファー成分の最適化を行っています。
Solution 1: 抗体の結合強度を高めるように、溶液を調製しています。
Solution 2: 非特異反応を抑え、同時に抗体の結合強度も高めます。 - MaxBlotの成分はどのようですか?
塩濃度はSolution 1, Solution 2共に50 mM, pHは共に7.2-7.4です。 配合成分は、それぞれのSolutionで異なります。 - Solution1とSolution2の使い分けについて、情報はありますか?
Solution 1: 1次抗体用の希釈液
Solution 2: 2次抗体用の希釈液
1次抗体をSolution 2で希釈頂く事も効果的な場合があります。 - 1次抗体が酵素標識されている場合は、どちらのSolutionで希釈するのが良いですか?
抗体によります。従いまして、各実験毎にご検討をお願いしております。 - MaxBlotをブロッキング剤として使用できますか?
MaxBlotはブロッキング剤としてはご利用頂けません。また、MaxBlot専用のブロッキング剤は用意しておりません。最適なブロッキング剤は抗原や抗体によりますので、十分な条件検討をおこなったうえで、抗体反応前にブロッキングを行って下さい。 - データシートのデータでは、ブロッキング剤に何を使用していますか?
社内検討では、WBは1 % Skim milk/PBS, ELISAは1 % BSA/PBSを使用しています。 - 使用できる標識酵素について、情報はありますか?
HRP標識抗体とAP標識抗体について、使用可能です。 - 希釈した抗体の保存について、情報はありますか?
社内では検討しておりませんが、通常の抗体希釈バッファーにより希釈して保存しても問題ない抗体であれば、それと同様の保存方法で利用可能と考えられます。あらかじめご検討をお願いします。 - 希釈した抗体の再利用について、情報はありますか?
社内では検討しておりませんが、通常の抗体希釈バッファーにより再利用が可能な場合は、MaxBlotで希釈した抗体も再利用可能と考えられます。あらかじめご検討をお願いします。 - 適した検出法について、情報はありますか?
化学発光系、発色系で使用可能です。 - さらに増感するには、どのようにすれば良いですか?
WBの場合、高感度の発光試薬の使用が可能です。