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  1. 飢餓誘導はどうすれば良いのですか?
    NRK 細胞では、培地をHank's Balanced Salt Solution(無血清)に交換して2〜4時間培養することで飢餓状態を誘導しています。
    無血清のDMEM(Dulbecco's modified Eagle's medium)でも誘導可能ですが、アミノ酸が含まれるため誘導が弱くなります。
  2. 阻害剤について教えてください。
    抗マラリア剤として有名なChloroquine は、昔からリソソームの活性阻害剤として用いられており、現在も抗がん剤としての有用性が期待されている薬剤です。Bafilomycin A1 はオートファジー特異的な薬剤のひとつで、多くのオートファジー研究者に用いられています。
    なお、キットには含まれていませんが、より上流でオートファジーの進行を阻害する薬剤としてWortmannin がよく使われています。
  3. LC3抗体が2種類入っていますが、どう使い分ければ良いでしょうか?
    クローン8E10のLC3抗体はHRPが直接標識されているため、WBでの使用に最適です。 ICやIPなどその他の用途にはクローン4E12がおすすめです。
  4. LC3 をウェスタンブロットで検出するための実験条件を詳しく教えてください。
    オートファジー(LC3)関連FAQ をご参照ください。