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【MHC Tetramer】MR1

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  1. 共染色にはどのような抗体を使用しますか?
    MAIT細胞は表面にCD3やCD69, CD161を発現していることが知られています。当社ではCD3抗体を使用しています。
  2. MAIT細胞を検出する際、MR1テトラマー以外のマーカーはありますか?
    ヒトではTCR Vα7.2を発現していることが知られています。ただし、TCR Vα7.2を発現している細胞すべてがMAIT細胞というわけではありません。
  3. 調製したリガンドはMR1テトラマーにロードするまで、どの程度保存できますか?
    ビタミンB2代謝中間産物は水溶液中では不安定です。MR1テトラマーにロードする直前に調製することをおすすめします。社内検討では、リガンドをロードして7か月後で、反応性が約50%低下することが確認されました。
  4. MR1テトラマーの有効期限を教えてください。
    リガンドをロードしていない状態で12か月の安定性を確認しています。(実際の有効期限は、製品に貼付されたラベルをご確認ください)
    リガンドは、必ず使う直前にロードし、なるべくお早めに使用いただくことをおすすめします。
  5. どのくらいの陽性率が期待できますか?
    社内検討では、増感試薬を用いて検出した場合、数%の陽性率で検出されることが多いですが、個体差が大きく陽性像が検出されない場合もあります。一方、増感試薬を用いずに検出した場合でも、十分な陽性率が得られるサンプルもあります。また、非特異染色の出方も大きく異なる傾向があります。細胞染色を検討される際は、できるだけ複数のサンプルをご使用いただくことをおすすめします。

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