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ミスマッチ修復関連抗体


ミスマッチ修復タンパク質を認識する抗体を各種取り揃えています





細胞分裂時のDNA複製において塩基のミスマッチが生じると、ミスマッチ修復(Mismatch repair; MMR)機構が働き、それを修復します。この修復機構が正常に機能しない場合、さまざまな遺伝子の異常が蓄積し細胞のがん化が生じると考えられています。
リンチ症候群(Lynch syndrome)は主にミスマッチ修復を担うタンパク質をコードしている遺伝子(MMR遺伝子)MLH1, MSH2, MSH6, PMS2の生殖細胞系列変異が原因の遺伝性腫瘍症候群の一種で、患者および家系内に大腸がんや子宮内膜がんをはじめ様々な悪性腫瘍が発生します。リンチ症候群ではMMR遺伝子の片方のアレルに先天的な変異をもち、もう片方の野生型アレルに後天的な変異(またはプロモーター領域のメチル化)が加わることによりMMR機能が損なわれ、その結果、ゲノム上の単調な反復配列であるマイクロサテライト領域に反復回数の異常(不安定性)が好発します。

各種ガイドライン・ガイダンスには、リンチ症候群が疑われる患者に対するスクリーニング検査として、MMRタンパク質免疫染色やマイクロサテライト不安定性(Microsatellite instability; MSI)検査を実施する旨記載されています。(参考文献:大腸癌研究会作成 『遺伝性大腸癌診療ガイドライン 2016年版』(2016年11月)、日本臨床腫瘍学会作成 『大腸がん診療における遺伝子関連検査のガイダンス 第3版』(2016年11月))


表1 MMRタンパク質の免疫染色パターンと疑われる変異遺伝子 【MMRタンパク質免疫染色】
MMR機能欠損のない腫瘍組織ではMMRタンパク質(MLH1, MSH2, MSH6, PMS2)の発現が見られますが、機能欠損がある場合はMMRタンパク質の発現が消失します。そのため、免疫染色による発現解析結果から対応する遺伝子の変異を疑うことができます。(表1)

MBLでは、研究用試薬としてMMRタンパク質関連抗体を販売しています。各種研究にお役立て下さい。

【MSI検査】
MMR機能に異常がある場合、特にマイクロサテライト領域における修復にミスが生じやすくなり、マイクロサテライトの長さが変化することがあります。MSI検査は腫瘍組織および非腫瘍組織におけるマイクロサテライトの長さを比較し、MMR機能性(MMR機能欠損の程度)を評価する、遺伝子を対象とした検査です。



Anti-MLH1 mAb (Code No. B-AM7035M, B-MU703UC

Imunnohistochemistry

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Anti-MLH1 mAb (Code No.B-AM7035M)
Anti-MLH1 mAb (Code No.B-MU703UC)



Anti-MSH2 mAb (Code No. B-AN7445M, B-NU744UC

Imunnohistochemistry

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Anti-MSH2 mAb (Code No.B-AN7445M)
Anti-MSH2 mAb (Code No.B-NU744UC)


Anti-MSH6 mAb (Code No. B-AM4545M, B-MU454UC

Imunnohistochemistry

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Anti-MSH6 mAb (Code No.B-AM4545M)
Anti-MSH6 mAb (Code No.B-MU454UC)


Anti-PMS2 mAb (Code No. B-AN8445ME, B-NU844UCE

Imunnohistochemistry

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Anti-PMS2 mAb (Code No.B-AN8445ME)
Anti-PMS2 mAb (Code No.B-NU844UCE)








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