トップ > 製品カテゴリー > RNA-RNPネットワーク > RiboCluster Profiler™/RIP-Assay Kit, RIP-Certified Antibody

RiboCluster Profiler™


RIP-Assay Kit, RIP-Certified Antibody

  • 疾患の発症パスウェーと機能的に関連する遺伝子を生化学的に見つけ出します。
  • 転写後遺伝子発現制御を受ける遺伝子を分析します。
  • 細胞内情報伝達系路と機能的に関連する新規分子を見つけ出します。
  • 医薬品の作用メカニズムの解析や創薬の新規ターゲットの発見に有用です。
  • microRNAのターゲットmRNAを生化学的に見つけ出します。
核の中で転写されたmRNAは RNA結合タンパク質(RBP)に結合して細胞質へ移動し、そこからさらに必要な場所へ移動します。mRNAがRBPによって発現調節を受けるとき、RBPは機能的に関連するmRNAに選択的に結合し、それらを集めてきてクラスターを作り、mRNAを調和的に調節します(例えばmRNP X)。 RBP抗体を使ってmRNP Xというクラスターに存在するmRNAを選択的に分離して解析することができます。


RIP-Chip技術

 RIP-Chip技術はRNA結合蛋白質 (RNA Binding Protein; RBP) に結合している機能的に関連したmRNAやその他のRNAを同定するための技術です。MBLはRIP-Chipのために最適化されたキット(RIP-Assay Kit) と、RIP-Chipで使えることが実証された、様々なRBPに対する抗体(RIP-Certified Antibody)を開発いたしました。RBPは様々なmRNAやノンコーディング抑制RNAの発現制御をコーディネートするための重要なファクターです。RIP-Assay Kitを使えば効率的に、病気の発症や生物の発生過程で機能的に関連している遺伝子を同定することができます。  RIP-Chip法は、これまでに広く使われているChIP-Chip法と似た原理で、RBPに特異的な抗体によって細胞抽出物からリボヌクレオ蛋白質(Ribonucleoprotein; RNP)を免疫沈降します。続いてRNPから精製したmRNAをマイクロアレイで発現解析します。マイクロアレイは既知のシークエンス由来のプローブとmRNAサンプルをハイブリダイズさせることによってmRNAのシークエンスを同定しますが、直接シークエンスすることによっても(RIP-Seq法)、RBPのターゲットとなっているmRNAを同定することができます。  
RIP-Chip法またはRIP-Seq法は、治療医薬のターゲットになり得るような、細胞内情報伝達系路で機能する新しい分子を見つけ出したり、また、医薬品が細胞の転写後遺伝子発現制御に与える影響を調べるために使われています。これらの方法は様々な細胞システムや動物モデルにも応用していただくことができます。

*RIP-Chip技術はRibonomics, Inc. の特許技術 (USP# 6,635,422、USP# 7,504,210 ) です。  MBLはRibonomics, Inc.からワールドワイドな通常実施権を得てキットを開発しています。





Ribonomic Discovery Cycle



RIP-Assay Kit結果例





製品使用文献

  • Janiszewska M, Suvà ML, Riggi N, Houtkooper RH, Auwerx J, Clément-Schatlo V, Radovanovic I, Rheinbay E, Provero P, Stamenkovic I., Imp2 controls oxidative phosphorylation and is crucial for preserving glioblastoma cancer stem cells. Genes & development 26, 1926-1944 (2012) [PubMed: 22899010]
  • Patel VL, Mitra S, Harris R, Buxbaum AR, Lionnet T, Brenowitz M, Girvin M, Levy M, Almo SC, Singer RH, Chao JA., Spatial arrangement of an RNA zipcode identifies mRNAs under post-transcriptional control.  Genes & development 26, 43-53 (2012) [PubMed: 22215810]
  • Lachke SA, Alkuraya FS, Kneeland SC, Ohn T, Aboukhalil A, Howell GR, Saadi I, Cavallesco R, Yue Y, Tsai AC, Nair KS, Cosma MI, Smith RS, Hodges E, Alfadhli SM, Al-Hajeri A, Shamseldin HE, Behbehani A, Hannon GJ, Bulyk ML, Drack AV, Anderson PJ, John SW, Maas RL., Mutations in the RNA granule component TDRD7 cause cataract and glaucoma.  Science 331, 1571-6 (2011) [PubMed: 21436445]
  • Jin D, Hidaka K, Shirai M, Morisaki T., RNA-binding motif protein 24 regulates myogenin expression and promotes myogenic differentiation.  Genes Cells 15, 1158-67 (2010) [PubMed: 20977548]
  • Thompson K, Victoria Lynn DiBona, Aditi Dubey, David Paul Crockett, Mladen-Roko Rasin, Acute adaptive responses of central sensorimotor neurons after spinal cord injury. Transl. Neurosci. 1, 268-278 (2010)

◎ miRNAも同時に抽出可能なRIP-Assay Kit for microRNA はこちらから