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Protein Tyrosine Phosphatase Assay Kits


プロテインホスファターゼは、蛋白質の脱リン酸化を触媒する酵素で、リン酸化アミノ酸に対する特異性により、セリン/スレオニンホスファターゼ(PP)とチロシンホスファターゼ(PTP)にわけられます。それぞれのグループに多様な分子種が存在し、シグナル伝達の制御因子としての機能を担っています。 PTPには、チロシン特異的PTPと、チロシンだけでなくセリン/スレオニンも脱リン酸化できる二重特性を示すPTPがあります。チロシン特異的PTPは、さらに受容体型と非受容体型に分けられます。

◎簡単、迅速なアッセイが可能です。
◎インヒビターやモジュレーターのスクリーニングに最適です。
◎B/F 分離を必要としないホモジーニアスなアッセイ系です。
◎大規模なドラッグスクリーニングにも最適です。
◎放射能、毒物、劇物などを一切使用していません。






Protein Tyrosine Phosphatase 1B (PTP1B) Fluorometric Assay Kit

非受容体型プロテインチロシンホスファターゼであるPTP1Bは、インスリンレセプターキナーゼのリン酸化チロシン残基を脱リン酸化することにより、インスリンシグナルを負に調節しています。PTP1B欠損マウスは、表現型的にも病理学的にも正常であり、寿命も野生型マウスと同等でしたが、高脂肪食を与えた場合、血糖値は野生型マウスより低く、血中インスリン値は野生型マウスの半分でした。グルコース負荷試験とインスリン負荷試験により、PTP1B欠損マウスはインスリン感受性が増強していることが明らかにされました。PTP1B欠損マウスでは、野生型マウスに比較して、インスリン投与後の肝臓と筋肉組織中のインスリンレセプターのリン酸化が亢進していました。これらの結果から、PTP1Bは、インスリン感受性とエネルギー代謝調節の主要な役割を担っており、2型糖尿病と肥満に対する治療の魅力的な標的であると考えられてきました。

Protein Tyrosine Phosphatase 1B (PTP1B) Fluorometric Assay Kit



T Cell Protein Tyrosine Phosphatase (TC-PTP) Fluorometric Assay Kit

非受容体型プロテインチロシンホスファターゼであるT細胞PTP (TC-PTP) は、当初T細胞のcDNAライブラリーからクローニングされましたが、現在では、多くの組織で発現していることが知られています。TC-PTPは、触媒領域とC末端領域からなり、オルターネイティブスプライシングにより、C末端領域が異なる2つのアイソフォームが存在することが知られています。ヒトTC-PTPの48 kDa型 (TC48) は3アミノ酸残基の疎水性の尾部を持っていますが、45 kDa型 (TC45) ではこの部位が親水性の6アミノ酸残基になっています。TC48は小胞体に局在しますが、TC45は核に局在します。TC-PTPは、成長因子受容体のチロシン残基を脱リン酸化することにより、それらのシグナルの調節に関与しています。活性型TC-PTPの過剰発現の結果、PDGF刺激によるチロシンリン酸化が減少することが示されました。また、EGFレセプターとアダプタータンパク質p52 ShcともにTC-PTPの基質であることも明らかにされています。TC48は小胞体中でEGFレセプターと共局在するのに対して、TC45とEGFレセプターとの会合は細胞膜上で起こります。さらに、TC-PTPは、インスリンレセプターの脱リン酸化にも関与することや、チロシンキナーゼであるJakファミリーの脱リン酸化を通しサイトカインシグナルの負の制御因子としても作動します。

T Cell Protein Tyrosine Phosphatase (TC-PTP) Fluorometric Assay Kit



Protein Phosphatase Cdc25 Fluorometric Assay Kit

高等真核細胞におけるサイクリン依存リン酸化酵素 (CDK) の活性化は、CDK上の高度に保存された2つのアミノ酸残基Thr14とTyr15が、Cdc25脱リン酸化酵素ファミリーCdc25A、Cdc25B、Cdc25Cにより脱リン酸化されることにより誘導されます。Cdc25は、セリン/スレオニンおよびチロシン残基の両方を脱リン酸化することができ、CDKを活性化することにより細胞分裂をコントロールしています。Cdc25AはCDK2、CDK4、CDK6を活性化し、G1期からS期への進行を制御します。Cdc25BおよびCdc25CはCDK1/Cdc2を活性化し、G2からM期への進行を制御しています。また、Cdc25Cは、CDK1/Cdc2によりリン酸化されることで活性化されるため、CDK1/Cdc2とCdc25C間にはポジティブフィードバック機構が存在し、これにより迅速なM期への移行が行われると考えられています。さらに、Cdc25AおよびCdc25Bは、様々な腫瘍細胞において過剰発現していることが報告されており、細胞の腫瘍化に密接に関連していると考えられています。CycLex Protein Phosphatase Cdc25 Fluorometric Assay Kitシリーズは、リン酸化蛍光基質を用いたホモジーニアスなアッセイ系であり、高感度かつ簡便にCdc25の脱リン酸化酵素活性の測定が出来るキットです。

Protein Phosphatase Cdc25A Fluorometric Assay Kit
Protein Phosphatase Cdc25B Fluorometric Assay Kit
Protein Phosphatase Cdc25C Fluorometric Assay Kit
Protein Phosphatase Cdc25 Combo Fluorometric Assay Kit



Protein Phosphatase Cdi1/KAP Fluorometric Assay Kit

Cdi1 (Cyclin-dependent kinase interactor 1)/KAP (Kinase Associated Phosphatase)は、当初 CDK2及びCDK1/Cdc2と相互作用し、G1/S期の進行に関わる新しい脱リン酸化酵素として同定されました。Cdi1/KAPは、yeast two hybridシステムで、ヒトCDK1/Cdc2、CDK2、CDK3 と結合することが示されています。Cdi1/KAPはG1期からS期への移行時に発現し、CDK2と安定的な複合体を形成しています。CDK2からのサイクリンの解離とサイクリン量の減少に平行して、Cdi1/KAPとCDK2が結合し、CDK2のThr160が脱リン酸化されることが観察されています。Cdi1/KAPは、CDKを脱リン酸化することにより不活性化し、細胞周期を制御していると考えられています。また、Cdi1/KAP遺伝子は、乳癌や前立腺癌で過剰発現していることが報告されており、Cdi1/KAPの発現レベルは、乳癌や前立腺癌の悪性度に相関していることも示されています。本キットは、リン酸化蛍光基質を用いたホモジーニアスなアッセイ系であり、簡便にCdi1/KAP脱リン酸化酵素活性の測定が可能です。

Protein Phosphatase Cdi1/KAP Fluorometric Assay Kit



Protein Phosphatase LMW-PTP/ACP1 Fluorometric Assay Kit

低分子量プロテインチロシンホスファターゼ (LMW-PTP) は、酸性プロテインホスファターゼ 1 (ACP1) としても知られている18 kDa細胞質内酵素です。LMW-PTPはタンパク質やペプチドのリン酸化チロシン残基特異的なホスファターゼですが、他のプロテインチロシンホスファターゼに対しては非常に限られた相同性しか示しません。LMW-PTPは、インスリンや血小板由来増殖因子 (PDGF) が誘導する細胞分裂や代謝シグナルに対して負の制御因子であることが示されている一方で、癌細胞において高頻度に過剰発現が認められます。LMW-PTPの過剰発現は、上皮細胞を癌化させるのに十分であり、これには受容体型チロシンキナーゼEphA2が必要であり、LMW-PTPはエフリン-EphA2シグナルを通して、腫瘍の発生と進行を誘導していることが示唆されました。LMW-PTPは、抗癌剤開発の魅力的な標的であると考えられています。

Protein Phosphatase LMW-PTP/ACP1 Fluorometric Assay Kit



Protein Phosphatase DUSP1/MKP-1 Fluorometric Assay Kit

Protein Phosphatase DUSP1/MKP-1 Fluorometric Assay Kit


Protein Tyrosine Phosphatase 組み換えタンパク質

Protein Tyrosine Phosphatase 組み換えタンパク質
Protein Tyrosine Phosphatase PTPRA 1st Catalytic Domain
Protein Tyrosine Phosphatase PTPRA 2nd Catalytic Domain
Protein Tyrosine Phosphatase PTPRD 2nd Catalytic Domain
Protein Tyrosine Phosphatase PTPRE 1st Catalytic Domain
Protein Tyrosine Phosphatase PTPRF 1st Catalytic Domain
Protein Tyrosine Phosphatase PTPRK 1st Catalytic Domain
Protein Tyrosine Phosphatase PTPRQ
Protein Tyrosine Phosphatase PTPRA2
Protein Tyrosine Phosphatase 1B(PTP1B) Positive Control
T Cell Protein Tyrosine Phosphatase (TCPTP) Positive Control
Protein Tyrosine Phosphatase PTPN3/PTPH1
Protein Tyrosine Phosphatase PTPN6/SHP-1
Protein Tyrosine Phosphatase PTPN7/HePTP
Protein Tyrosine Phosphatase PTPN8/PTPN22
Protein Tyrosine Phosphatase PTPN9/MEG2
Protein Phosphatase DUSP1/MKP-1 (PTPN10)
Protein Tyrosine Phosphatase PTPN11/SHP-2
Protein Tyrosine Phosphatase PTPN12/PTP-PEST
Protein Tyrosine Phosphatase PTPN13/FAP-1
Protein Tyrosine Phosphatase PTPN14/PEZ
Protein Tyrosine Phosphatase PTPN21/PTPD1
Protein Phosphatase Cdc25A
Protein Phosphatase Cdc25B
Protein Phosphatase Cdc25C
LMW-PTP/ACP1 Positive Control
Protein Phosphatase Cdi1/KAP
Protein Phosphatase PP5
Protein Phosphatase DUSP1/MKP-1
Lipid Phosphatase PTEN