トップ > 製品カテゴリー > オートファジー > リン酸化部位によって機能が制御されているリン酸化p62

リン酸化部位によって機能が制御されているリン酸化p62


p62はユビキチン化タンパク質凝集体に結合し、その凝集体をオートファゴソームへ導くアダプター分子として働くことが提唱されています。近年、p62は様々な部位がリン酸化され、それぞれの部位のリン酸化によりp62の機能が制御されていることが見いだされました。

リン酸化p62

p62のSer403がリン酸化されると、ポリユビキチン鎖とp62の親和性が上昇し、ポリユビキチン化タンパク質のオートファジーによる分解が促進されることが報告されました。これにより、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病など、細胞内に異常に蓄積したタンパク質(凝集体)が細胞の機能を障害することで発症すると考えられている神経変性疾患において、p62のSer403のリン酸化を特異的に促進する薬剤の開発が治療への応用につながる可能性が示唆されています。

p62のリン酸化(Ser403)

p62のSer351がリン酸化されると、ユビキチンリガーゼアダプタータンパク質であるKeap1 との結合親和性が著しく上昇します。リン酸化p62 (Ser351) がKeap1と結合することにより、多くの抗酸化タンパク質の遺伝子発現を制御している転写因子Nrf2 が安定化して核内へ移行し、一連の生体防御遺伝子の発現を誘導します。(リン酸化p62とKeap1の複合体は、最終的にオートファジーにより分解されます。)また、Nrf2の安定化により細胞増殖関連遺伝子の発現も上昇するため、リン酸化p62(Ser351)とKeap1 との相互作用に対する阻害剤が、がんの治療薬になる可能性も報告されています。

リン酸化p62 (Ser351)

Phospho-p62 抗体 製品データ

■ Western blotting
Phospho-p62 (Ser403)(Code No. D343-3, Clone:4F6)Western blotting

■ Immunocytochemistry
Phospho-p62 (Ser403)(Code No. D343-3, Clone:4F6)Immunocytochemistry

■ Immunohistochemistry
Phospho-p62 (Ser403)(Code No. D344-3, Clone: 4C8)Immunohistochemistry

■Western blotting
Anti-Phospho-p62 (SQSTM1) (Ser351) pAbCode No. PM074)Western blotting

■ Immunocytochemistry
Anti-Phospho-p62 (SQSTM1) (Ser351) pAbCode No. PM074)Immunocytochemistry

NRF2 抗体 製品データ

Anti-NRF2 mAb(Code No. M200-3, Clone: 1F2)

Anti-NRF2 pAb(Code No. PM069)製品データ